おいおい、谷口くんよ、イタリアはいつからティア1になった?

http://rugby-rp.com/news.asp?idx=113054&code_s=1006

日経の記者、谷口 誠のコラムだ。
サッカーの日本代表監督解任にかけて、ラグビーはどうなのよというコラム。
その中で、「イタリアがティア1」と位置付けているが、
そんな位置付けをしているジャーナリストは全世界で君ひとりだけ。
ティア1というのは、旧IRB加盟国と同義語(IRBというのはインターナショナルラグビーボード)。
イギリス4カ国・フランス・NZ・豪州・南アの8カ国ですわ。

彼が言いたいのはジョセフ体制ではダメだと言いたいんやろね。
協会と現場に大きな溝があって、その原因は協会にも責任があるとね。
この状況、いつか来た道ですわ。
そう、2011年W杯のカーワン体制。
サントリーの選手はジャパンにいるよりもサントリーにいるほうがフィジカルも強くなり、上手くなると公言してたので、私にはこの結果がやる前から見えてましたわと朝日の野村記者がW杯後に明かしたあのW杯。
「協会」と一括りにするからダメやねん。
個人の名前出さな。
サンウルブズの練習に顔を出さないのは、クンダ強化委員長なのか、岩渕なのか。
顔を出さないというのなら、なぜ出さないのか取材してよ。
同じ財団法人でも日本相撲協会は偉いと思うよ。
どんだけボロクソに言われようが、個人が堂々と発言してるんやから。
まぁ、相撲は神事という後ろ盾をなくしてしまうと、もはや反社会的勢力並みに逮捕者を出してるんやから、暴力団というレッテルを貼られても仕方がないところを、徳俵で残している状況やから、
馬耳東風で風が過ぎるのをのらりくらりかわして待つしかないんやろうけど。


W杯関東大会は、正直、勝手にやってくれたらいいし、結果は「よくてグループ3位」で
開催国が決勝トーナメントに行かないというのは前回大会に引き続き2回目となるのは
全世界のラグビー関係者の99%が思っている。
大会後は、あれだけ外人入れて勝てないのかという批判も出るだろうし、
あんだけ外人が入ったのが日本代表ってどうよというそもそも論も出るだろう。
私はラグビー属地主義は素晴らしいことだと思う。
しかし、私が大坂なおみに抱く違和感を世間の人はラグビー日本代表に対して抱くだろう(違和感ていうのは、日本名を名乗るのなら日本語喋ってよということ)。
ちなみに、リーチマイケルは「ワールドラグビー」で全て日本語で受け答えしてましたよ。
全世界に配信される番組でね。
おそらく、それは彼のジャパンとしての矜持だと思う。

私個人の意見としては、ジョセフではダメだと思う。
トニーブラウンも入れて、ジョセフグループと言い直した方がいいかも。
かといって、代われるのはロビーディーンズかイングランド監督更迭の噂のあるエディーしかいまい。
清宮というウルトラCもW杯までの限定ではありかも。
ただ、清宮にすると、今度はサンウルブズが邪魔。
ジョセフグループがダメな理由は、
自分がヘッドコーチをしていたハイランダーズをクビになった選手をサンウルヴズで再雇用して、ジャパンとサンウルブズの連携を断ち切ったこと。
それと、あまりにも戦法に固執しすぎて、選手にあった戦法をとっていないこと。
昔の早稲田みたい。
足が遅いBKを使わないのなら、わかってるんやからセレで取るなよ。

本筋から外れたが、あの再雇用が選手の不信感を招いてしまったのは想像に難くない。
協会とジョセフグループの乖離よりもむしろ心配なのは、選手とジョセフグループの乖離だろう。
2011の二の舞やろなぁ。

とりあえずの打開策は、その場しのぎだけれども、
6月のジャパンを今すぐに発表して、
そのメンバーでSRを戦うことやろね。
SRで怪我人が出てもいくらでも補充できるし。
ジョセフはエディーのような冷徹さにかけるわ。
ホップグッドという、エディーにコマのごとく扱われた選手がいたことをジョセフも選手も思い出せ。