武井壮が好きだ

先日、武井壮の生い立ち、背負うもの、志などを知って、キワモノ扱いしていた彼を大好きになった。
さっきもNHKで、武豊の凄さに迫っていたが、彼独自の切り口で武豊の強さの秘密を切り出していた。
番組では、文字や言葉にはされなかったが、武豊の根底にあるものは馬とその周りにいる厩務員をはじめとする関係者への感謝の気持ちとその気持ちがあって初めて成り立つプライドだということが見ていてよくわかった。
武井壮は、アスリートや芸人に対してリスペクトの気持ちを持ち続けている。
今回の武豊への切り口にしても、自分もトップを極めたからこそわかるという武井壮独自の切り口があってなかなか見応えがある番組になっていた。そこには、経験していないくせにやたら持ち上げるインタビュアーのような薄っぺらさが微塵も感じられなかった。
十種競技という日本では超マイナーなスポーツを一般人にも耳なじみのあるものにした彼に今望むことは、七人制ラグビーへの真剣な転向である。