リスペクトは勝利のあと、勝手に付いてくる。

マークハメットは、レフリーが、ジャパンをリスペクトしていないことを敗因に考えているようだが、結果が伴わないと、リスペクトもしてくれない。
英語には、がんばるという単語がないことはみなさんご承知だろう。
言い回しはいろいろあるが、ズバリ頑張るという単語はない。
ストラッグルという単語があるが、ちょっと違う。
つまり、頑張っても結果がでないとダメだというのが英語圏の人の考え方。
ハメットもサンウルブズで、選手たちに情が湧いたのだろうが、勝たないとダメ。
今回、ジャパンはサンウルブズと同じように負けた。
ほんのちょっとの差だが、この差を埋めて、追い越すのは次の次の世代だろう。
素人目にはほんの少しだが、ラグビーを取り巻く環境、ラグビーに対する国のあり方など、本当にラグビー文化というものが日本に根付かないと、この差は埋まらない。
ジャパンもサンウルブズもがんばってるのは世界中のラグビー関係者は知っている。
だからこそ、結果を出さないと。
リスペクトは、がんばるものに与えられるのでなく、結果を出したものにこそ与えられるのだ。
日本人的なウエットな部分も良いが、テストマッチは勝つことこそが善である。