お母さんの青春が終わったね

三年前の冬、花園ラグビー場の二階の喫煙所の横で何気なく下を見下していた。
すると、横にいた二十歳ぐらいの女の子が売店の方に向かって大声で叫んだ。
おかーさん、お母さんの青春が走ってる!と。
それはちょうど、
神戸製鋼のバスから平尾GMが下りてきて、関係者入り口に走って行くところだった。

お母さんの青春、まさに巨星が堕つ。