昨日のサンウルブズの勝利を一番喜んだのは

他でもないSANSAARに違いない。
来季スーパーラグビーは、南アフリカカンファレンスから2チーム、オーストラリアカンファレンスから
1チーム削減される。
となると、1勝もできないチームを削減しないわけにはいかないだろう。
さらに、削減されるチームは順位ではなく、各国の協会に一任されている。
サンウルブズは、削減に伴い、南アフリカカンファレンスからオーストラリアカンファレンスに鞍替えとなる。
ということは、サンウルブズはどれだけ弱くてもスーパーラグビーからは落とさないですよということ。
削減が噂されるキングズ、チーターズやオーストラリアのレベルズやフォースのファンや関係者を納得させる戦績が求められよう。


ちなみに削減は、現実的な噂としてはあったが、SANSAARからの正式発表は今日付。
まるでサンウルブズが1勝を挙げるのを待っていたかのようなタイミング。
しかも、ブルズは正直なところ、2本目に近いメンバー。
その相手に、圧倒的に有利なホームでの運良く勝っただけの勝利。
次のW杯開催国としての優遇政策に安穏としてしていられない。

昨日の勝利に関していえば、逆転のペナルティーゴールを選択したのが疑問。
あの場面の選択は本当に難しい。
ただ、私ならタッチへ出してそこからのトライを狙った。
その根拠はシンビンによる数的優位と、仮に逆転してもまだ時間があり2点差でハーフウェイまで戻るよりは、相手陣深くでの攻撃継続で、うまくいけばトライ、悪くてもさよならPGという絵。
案の定逆転した後、自陣で反則を犯したがまさかのPG失敗でリードのままノーサイド
ノーサイドも相手ゴール前まで攻めてトライを狙うのかと思いきや、まさかの安全策。
不満の残る勝利。

BSでの解説者は、PG選択せよと言ったが、やはりラグビー偏差値が低い。
畠山は不満そうだった。
Jスポーツでは、村上も山田もあからさまには反対しなかったが、
なんでやねんといわんばかりだった。

ブルズ、忖度してくれたのかなぁ。

サンウルブズ、正直関西ではそれほどの盛り上がりがないと思う。
それは去年もそうだったが、その理由は、関西でのゲームがないからだろう。
どうせなら、トーキョーサンウルブズという名前にせーよ
と思っているのは私だけだろうか。

今後のサンウルブズは6月のジャパン戦を念頭に、NZ遠征にはジャパン選出予定の選手は
連れて行きたくなかったと思うが、連れていかざるを得なくなったなぁ。
けれども、2%ぐらいは勝利の可能性があるクルセイダーズハイランダーズが来週再来週なので、
ジャパン選出予定選手は、それらのゲームが終われば、帰国させて、5月の南ア勢とのゲームに臨める。
南ア勢をセレクションマッチにして、6月のテストマッチ全勝を狙いたいところ。
そこまでメンバーをレベルアップできたのは、ジョセフを始めとする首脳陣と何より選手たちの努力だろう。