ひさびさの熱戦

我が子の母校のラグビー部が、昨日県民大会決勝トーナメントで県ベスト4チームに挑んだ

前半のキックオフから、攻め込まれながらも、フォワードが我慢し、バックスもラインオフサイドをせずよくまもって、五分すぎた頃、相手のパスミスからターンオーバー。
それを外に展開し、センターがほぼ50メートルを走りきり、先制トライ。これで相手の歯車が狂い、本来フォワードの近場をねちねち攻めるはずの戦い方を見失い、強みを生かせない。
しかし自力の違いで前半を7-12で折り返すあたりはさすが。
後半は、お互い大きなミスをしたが、それを得点に結びつけたのは、我が子の母校。
ライン攻撃から、相手ゴール前に攻め込み、フッカーがラックサイドをついて、ポスト直下にトライ。
ゴール決まって逆転。
その後一進一退を繰り返し、残り五分までリードも、フォワードが力技でトライを奪い、再び逆転された。そのご、チームのエースがステップで相手を抜き去りゴールライン寸前まで迫るも守りきられ、さらに逆襲にあい、もう一つトライを献上して、敗れ去った。
相手のチームに入ればスタメンをとれる子は三人ぐらいしかいないが、これだけのゲームをしたのは見事…
69回生は、大きな財産を下に残した。68回生が残したものよりも大きな財産を彼らは下に残した。
そんな熱い戦いだった。
見に来ていた68回生が、69回生のキャプテンに、俺らは力差のある相手にここまでのゲームができなかった。
それを思うとおまえ等はすごいよとほめたたえていたのが印象的だった。こうしてチームの財産は歴史と文化として積み上げられていく。
69回生チームがここまで頑張れたのは、68回生チームの財産があってこそ。
ひさびさに見ている人の胸を打つ熱い熱い戦いだった。