明確な目標としてのブランビーズ

ついにサンウルブズが本当のスーパーラグビーの洗礼を受けた。
先日取られた92点は、風が変わると、逆もあり得た。再戦すれば、つまりあの点数をサンウルブズが取った可能性がある。
しかし、昨日のブランビーズには、何度やってもあれくらいの差はつけられてしまうだろう。
現状では絶対埋められない差がそこにある。
しかし、ブランビーズとて、チャンピオンではないということを認識しておくべきだ。
ブランビーズニュージーランドのチームに勝てていない。
初戦のハリケーンズには大勝しているが、あれは参考外。
来年は、サンウルブズニュージーランドのチームと当たる。
昨日のようなゲームが続く。
ブランビーズと勝ち負けを争うチームを作らないと日本ラグビーはだめになる。
幸い、リアリーファノとポーコックが日本にくる。
特に、ポーコックは三年契約。
来年はラグビーをやらないので
実質二年か。
かれやサントリーに復帰するジョージスミスに、フェッチャーとなるフランカー育ててもらいたい。

でも、ラグビーをしていた人間として、サンウルブズがうらやましい。
世界一を狙うチームが、本気で戦いに来てくれた。
メンバーを落とすことなく。

ほぼ一月のブレイクをはさんで残り3試合。
ここまでは、チームとして戦ってきたが、あとのゲームは個々の勝負にこだわっていいのではないか。
私としては、カークのワラビーズを期待していたが、かなわず。
ただ、彼はまだ若いのでヘンにジャパンをねらわず、あくまでもワラビーズを目指してほしい。

六月のワラビーズ遠征を行うエディーが、どんなラグビーをさせるのか、本当に興味深々。
エディーの真価が問われる。