フランス対オールブラックス
オールブラックスの課題はフランスの誇る両ウイングに仕事をさせないことだったろう。
その課題はほぼクリアできたのではないか。
点差こそ詰まったものの、オールブラックスはもう1試合できるぐらいの余力を残していた。
フランスが唯一見出した光明はマシュノーに代わって入った若いハーフだろう。サランという名前だったと思うが、彼がチームを引っ張る時代が来ないと、本当にティア2に落ちてしまう。
今ラグビーで急速に力をつけている国は選手を国外に出さない国が多い。
典型がNZ。その次がアルゼンチン。
逆に選手を輸出してダメになっているのが、南アとオーストラリア。
フランスは、近年保護主義にしないと勝てない、代表が弱くなったのは選手を輸入するからだと言われて久しい。