明日のゲーム、息子は風邪で出られない

明日というか厳密には今日だが、息子が通う大学ラグビー部は関西に遠征し、ラグビーだけではなくあらゆる面においてのライバル大学と定期戦を行う。

息子のゲームを生で見るのは、1年2ヶ月ぶりぐらい。
ポジションを変えてからは初めてになるはずだった。
昨夕、本人からノロウイルスで出られない、
関西にもいけないとの電話があった。
医者はこれから行くとのこと。
結果はウイルス性の風邪だとの診断。
ノロは部内で何人かがすでに罹患してるので、てっきりノロだと思ったらしい。

たかだか風邪で1ゲーム出られないだけなのだが、このがっくり感は予想以上だ。
私が大学3年で膝の靭帯を損傷し、シーズンを棒に振ることになった時の両親の失望が初めてわかった。
私は息子に、ラグビーには神様がいて、日頃の行いを良く見てるから、私生活には気をつけろ、スパイクをはじめとする道具を大切にと教えてきた。
4年生の引退試合を見ることなく、いや引退試合の空気感を感じることなく、4年生と別れることになる。
最後のゲーム、出られないどころか、一緒にいることもできない息子は何を思っているのだろう。
おそらく、それほど大きなことだとは思っていないだろう。

息子の風邪がチームに蔓延しないことを祈ってる。