大差が付くだろう高校決勝

仰星のファーストタックルの弱さが目に付いた今日の戦いからすると、結構な大差がつくと予想される。
桐蔭学園の一時攻撃を三人がかりでも前進を許すようでは、東福岡の攻撃には、耐えられないのではないかと思う。
たしかに驚くようなタックルもあったが、あれを一時間続けないと、一昨年の二の舞になる。
東福岡は、体が重すぎて、キレがない。
クレバーさが影を潜め、フィジカルでの強引な突破で何とかここまでたどり着いた印象。
今日は、手を抜いてる感じがなく、精一杯やっていただけによけいにそう思う。
花園への往路で、
仰星といっしょに谷町九丁目から大阪上本町への地下通路を歩いたが、彼らは人通りの少ないほうの通路を一列になって右端を歩いていた。
他人のじゃまにならないように気を使っていることがありありとわかった。
それに比べて、今日負けたチームのうちの一つは、花園正面入り口のトイレ付近を帰りの待ち合わせの場所にしており、トイレに行く客や帰り道を急ぐ客の迷惑になっていた。
こういうちょっとした差が、勝負の分かれ目になるのだろうとふと思った次第。
大阪人としては、仰星の勝利を望むが、今年の仰星はプレー選択に首を傾げることが多々あり、東福岡の順当で危なげない勝利だと思う。
高校生のゲームを安易に予想するのは、好きではないが、冷静に見るとこうなるかなと思う。