サンウル、なんなんあのキック多用は?

なんやかんやと言って、ライブで見てしまいました。
びっくりしたのは、前半のキックの多さ。
田村のコメントでは「キックを多用したのはコーチ陣の指示」らしい。
NZのチームにキック多用って、どうぞトライとってくださいと言ってるに等しく、
その通りに前半20分までに4トライを献上(コンバージョン全て成功)。
片や、田村。
4トライ献上後の2トライで追い上げたいところのコンバージョンを2つとも外した。
大敗した原因のひとつはこのコンバージョン不成功。
キックの成功率にこだわりはないが、ここというキックは全て入れるのがキッカー。
10-28と14-28ではモチベーションが違うのよ。

近鉄ファンとして、セミシマシレワを使ってくれたのは嬉しいが、もう少し絞ってから出して欲しい。
スピードとキレが全くない。
サウマキは来年も通用するかなぁ。
もし、彼が通用するなら日本の育成システムはもっと世界から評価されるべきだろう。
それに、サウマキがあれぐらいやれるなら、アタアタモエアキオラはどこまでやるのかという夢が描ける。

最後になったが、太田尾の解説は選手目線のものが多く、彼のつぶやきの中に太田尾というスタンドオフが持つラグビー偏差値の高さを感じる。



しかし仕事の締め切りが月曜日やのに、土曜の昼を開けてラグビー見てる俺はほんまにアホや。
勝ち負けを争うゲームならともかく、チーフスが勝つに決まっているゲームを。

それからこれは中高生に言いたいんやけど、NZのチームのゲームを見るときはまずビデオに撮って、
最初は普通にボールを追っかければいいが、二度目からはテーマを一つに絞って見るといい。
NZのチームの場合は、パスをした後、どうフォローしているのかというコースと深さをよく見て欲しい。
いいものをたくさん見て、頭に入れた後模倣することがラグビー上達の近道。