サッカーファンは幸せやなぁ

今スカパーで「スカサカ」というスカパー独自のサッカー番組を見ている。
出演者4人については全く知らないがどうやら一人は代表OBで後の3人はサッカージャーナリストのようだ。
番組内容は、ハリルホジッチの緊急会見を受けて、解任理由から西野監督決定、ハリルの3年間の検証を行っている。
サッカーもやはり「協会」と現場の乖離があり、反ハリルの一部選手の要望を「協会」が受け入れての解任だと解説されている。
さらに、西野監督が日本代表の強化委員長になっていた経緯も不明で、出演者の一人は、「正直、Jリーグからお呼びがかからなくなった指導者の上がりのポストだと思う」とさえ言い切っている。
さらには、ハリルホジッチ自身がそんなポストがあることさえ知らなかったことすら明らかにされている。
また、違う出演者は、この人をこのポストにすえるのはこういう理由があるからだと協会が発表しないとならない時代に来ているとも言っている。


翻ってラグビー
選手たちは、やたら「文化・文化」と言っているが、私には正直「金よこせ・引退後の面倒みろ」と言っているようにしか聞こえない。
「文化」という耳に優しい言葉を使って、いいとこ取りしようとしか考えていないようにしか見えない。
神戸製鋼が連覇していたころの晩期には、平尾や大八木というところが中心になって「日本代表選手だった人間に対する協会のリスペクトが足りない」とわがままいい放題だった頃を見ているようだ。
日本で行われるテストマッチには、「元日本代表」のためのスペシャルシートを用意しろだとか。
ただ、ラグビー西野監督が「日本代表強化委員長」だったような人事が行われている。
日経の谷口記者の記事には、サンウルブズの練習を協会の「強化委員長」が見に来たことがないことも書かれている。
サンウルブズが今年いまだに勝利をあげられないことから、ジェイミージョセフ解任という声もあるようだ。
サッカーはW杯2ヶ月前の監督解任、ラグビーはW杯までまだ1年と少しある。
サンウルブズが今シーズン未勝利に終わるようだと、日本ラグビー協会が松島などの一部の選手の声を聞いて、ジョセフ解任に至る可能性がある。
その時にこの「スカサカ」のような番組がJスポーツでできるか見ものだと思う。
そういう検証番組ができてこそ、日本に真のラグビージャーナリズムができ、ラグビープロスポーツの文化として根付くのではないだろうか。
サッカーもラグビーもまだまだ問題山積には違いない。