そんなに辞めさせたいのか?

http://rugby-rp.com/column.asp?idx=113172&page=1&code_s=10061004

野村周平記者、今年の1月から東京本社スポーツ部に戻っていたのですね。

この記事で一番驚くのは、サッカーの日本代表選手が「考えて走ったことがなかった」と言ったことでしょう。

サッカーの日本代表はW杯に連続出場こそしていますが、ワールドランキングでは何位だったっけ?

レギュレーションが変わって、W杯はワールドランキング32位までの国にのみ出場を認めますというと

出られるのかなぁ。

まぁそれはさておき、JJ批判ですが、巧妙になってきましたね。


わたしは以前JJグループではダメだと書いたけれども、

松島を懲罰的に外した(怪我となってはいますし、事実は知らないけれど、そうであることを願って)

ことで見直しました。

今朝イチローの会見があり、実質は戦力外通告の解雇相当であるが、これまでの実績を鑑みてくれたという意味のことを話していました。

チームを預かる首脳陣はこうでなくてはいけないと思う。

自分自身が目指すラグビーに不要な選手はどんな選手だろうが外せばいい。

結果が出ないときは自分自身が納得して責任を取れるように。

SRのクルセイダーズはブラッカダーという地元の英雄がヘッドコーチになり(サンウル戦では息子が出てました)ながら、

マコウ、カーターという不世出の選手を同時期に擁しながら優勝できなかった(その他のメンバーもほぼオールブラックス)。

JJもSRハイランダーズのヘッドコーチになり、ノヌーをはじめとする有名選手を擁したが、そのシーズンは、選手>コーチという逆転現象が起きて低迷。
翌年、オタゴ協会が経営破綻し、他のNZチームとは明らかに劣る選手層ながらもでSR優勝に導いた。

そういう手腕に日本協会は託したのでしょ。

(単年度赤字に落ち、ロビーディーンズを雇えなかったという裏事情があるか知りませんが)。

ならば、JJのW杯までは「まだ1年ある」に期待してもいいと思う。

アイルランドスコットランドに敗れての予選敗退というのがまぁ妥当。

問題はいかに負けるか、いかに感動を巻き起こして負けるかにあるわけで、

JJの好きなようにやらせてはどうか。

何しろ「まだ1年以上あるわけだし」。

2011年の祭りの後に「自戒を込めて」書いた記者がこのレベルでは、何も変わらない。