トップリーグ第二節 近鉄ライナーズ対コカ・コーラ

毎年毎年こうもよく似たゲーム展開をできるなと思うほど、また今年も同じような展開。
近鉄がカイシソウソウ2トライを奪ってリードするも、それで安心してしまい、試合は膠着状態に。
そのうち、コーラに簡単にとられ、コーラは息を吹き返し、あわや逆転かの展開になるも地力の違いで近鉄辛勝。
これがよく見るコーラ戦の展開。
実力差でいえば、40-14ぐらいできっちり5ポイントをとれる相手であるにもかかわらず、土曜日もボーナスポイントをとれない。
一昨年、ボーナスポイントがどれほど大切か、いやもっといえば点を取ること、とられないことをいやというほど思い知ったと思うが、このチームは甘い、
甘すぎる。
それが魅力でもあるが、トップ4ならきっちり ボーナスポイントをとって快勝してるだろう。
また、苦戦の原因となったラインアウト
これまたこの数年の課題である。
ここというときのラインアウトがとれない。
サントリー戦もそう、コーラ戦も。
スクラムはよくなったが、ラインアウトがこれではなあ。
今年の場合は、ストーバーグという2メートルのロックもいるし、ジーンクックという背の高いナンバー8もいるのだから、うまく工夫してほしい。
ラインアウトが絶対取れて、実力差のある相手にはその差どおりの戦いをして結果を出せたなら、4強に入ってもおかしくない。
来週、重光は脳しんとうの影響で休みだろ宇。
スタンドオフは野口でいってほしいなあ。
相手パナソニックスタンドオフは、まだまだ今一つの感のある山沢だけに、野口の独特の間のあるスタンドオフがみたい。
敵陣のスクラムはすべて押して、ペナルティー狙い。
そのペナルティーをすべて三点にできたら、ディフェンスがよくなってきただけに、ひょっとするとひょっとするかも。
話は野口に戻すが、スターというのは実力はもちろんのこと、運が必要。
重光の脳しんとうが野口に運となるか、みものである。