ライオンズがオールブラックスに勝利したのを見るのは人生でこれっきりになるだろう。

ライオンズが数的優位のもとで、何とか勝利。
オールブラックスの敗因は、ゲームを決めに行った後半の頭で9点差をつけ、
メンバーから安堵が感じられたこと。
それと、ヴニポラのシンビン終わりのペナルティーでPGを狙ったところ。
そのペナルティーの原因であるライオンズのオフサイドは、オールブラックスの早さに全くついていけなかったために起こったもの。
あの流れで行けば、スクラムを再度選択し、数的不利でも十分トライを取れたと思う。

解説の村上が全く触れなかったので、あえて言わせてもらうと、
ファレタウのトライの場面、リタリックが戻ってきているところが、オールブラックスの強さ。
リタリックのコースは完璧で、2Mを超す長身選手の動きとは思えない。
フルバックがベンスミスだったなら、あのトライはベンスミスが止めるか、リタリックが間に合った可能性大。

まぁこれで、来週本気のオールブラックスが見られることを期待している。