スーパーラグビーは聖域なんですよ。

全世界のラグビープレイヤーにとってスーパーラグビーは聖域だ。
その聖域の管理人のひとりに
「なめんとんか?」と言われてしまった。
ジャパンとサンウルブズのツープラトンは結果的に失敗した。
ティアティアやジョセフが悪いとは思わない。
アンストラクチャーを作って、体格差を補うという作戦は理にかなっていると思う。
日本人の勤勉さにのみ支えられたエディーの「ジャパンウエイ」というイメージ戦略よりも具体的で選手も自分の役割がわかっていいと思う。
じゃ誰が悪いのか?
そらやってる選手ですわ。
スコッドをどれだけ広げるん?という戦略も悪いかもしれない。
選手の精神面も含めた疲労も相当でしょうなぁ。
でも選ばれたら、やらんかい。
先々週、自称関西のおじいさんが手本見せてくれたやろ。

聖域に挑戦することが決まった時、
全敗してもいいし、100点ゲームが何試合もあるだろうと予想もした。
でも、それは「必死にやってるサンウルブズ」が前提。
だから去年、私はサンウルブズを一切責めなかった。
カークのラグビーへの取り組みに代表される選手の気持ちが見えたから。

あと数時間すれば、ストーマーズ戦の結果が出る。
相手はデアリエンディーも復帰して、今シーズン最もいいメンバーかもしれない。
南アでは、キングズとチーターズがスーパーラグビーから落とされることが正式に決定した。
チーターズは歴史あるチームだし、キングズは黒人問題という政治的なマターから誕生した経緯がある。
今日の会場はおそらくブーイングの嵐だろうし、ブーイングだけで済めばいいかもしれない。
常々、「日本にラグビー文化を」「プライド」という言葉を口にする選手たちの本当の覚悟が見えるだろう。
100点差で負けてもいいから気持ちだけは、見せてくれ。