お前、俺の保護者か?

先日、ある出来事がきっかけで古くからの女性の知り合いにリアルで会った。お互いがフェイスブックをしていることを知り、フェイスブック上でも友達になった。
フェイスブックにはお節介な機能があって、私がXさんと友達であれば、XさんとYさんが友達になりましたと知らせてくる。
おそらくこの機能は使えなくするようにできるのだろうけど、私はその方法を知らない。

さぁそこで、今まで男性の友達しかいなかった私に突然女性の友達ができた。
フェイスブック上でもリアルでも友人である男性がいきなりLINEで
「〇〇さんってどこの誰?」と送りつけてきた。
なんの前置きもなく、「〇〇さんってどこの誰?」はないやろ。

おまえ、なんやねん?
俺の嫁さんか?
親しき仲にも礼儀ありや。

新しくフェイスブック上で友達になった女性が間違えてそいつに友達申請でもしたのかとLINEすれど、返信なし。
そもそも彼は、本名でフェイスブックをしていない。
名字のみを使用し、それをひらがな表記にした上で、姓名のように仮装している。
だから間違えて女性が友達申請などするはずもない。
なぜなら彼女もフェイスブックでやたらめったら友達を増やそうという女性ではない。
リアルでの友人とだけフェイスブックを楽しんでいるからだ。

ちなみのこの男性、なぜ本名でフェイスブックをしていないかというと、
教育者だからだ。
SNSがらみの非行やいじめが横行し、教育者としては
子供達に「SNS」をしないように指導しているらしい。
かつて、高校の同級生でフェイスブック好き(商売に巧みに利用)のやつが同窓会の写真をフェイスブックにアップした時は
わざわざそいつの店まで行って、その写真をデリートさせたことすらある。
写真をあげるのはいいが、俺が写ってる写真は使わないでくれと念を押したやないかと。
写真をアップしないでくれという理由も言ったよなと凄んで。

それに、私は職務上守秘義務がある。
これは〇〇法という法律にうたわれており、公務員よりも厳しい。
その私に向かって、なんの前置きもなく「〇〇さんってどこの誰?」はないやろ。
せめて、「こういう人から友達申請が来てるけど、どこの誰?」ならわからないでもないが。
お前、子どもらにSNSを使うなという前に自分がやめろ。