キャノンイーグルスに欠けているもの

それは成長戦略でしょう。
芯になる選手をとって、その選手にすべてを任せようという視点が欠落している。
本来その選手になるはずだった宇佐美が移籍。
今年のトップリーグ開幕2週間前にはヘッドコーチが辞任。

今年どんな選手をリクルートしているのかは知らないが、ジャパンが使わせてもらうような立派な施設を持つものの、仏作って魂入れずという状態。
菊谷や田村兄などをとってきているが、彼らにチームを任せるのは無理だ。
あまりいい影響を与えない。
去年まで所属していたアダムトムソンも、小林シンロクロウいわく、
「チームとは違うところで戦っていた」。
これはいい得て妙で、小林シンロクロウの名言だと思っている。

このチームがホセアサウマキをいかに教育できるかが見もの。
エドワードカークがいるが、カークもどこか冷めた視点でいるように思う。
今日の相手のトヨタ自動車フランカー一人でも大学卒業時に取っていれば、また違ったチームになっていたのだろうが、惜しいなぁ。
思いつくつくだけでも、東芝の藤田やパナの布巻、トヨタ自動車の3人がいる。
それを補佐するベテランに、佐々木隆道でも連れてきていたら、トップ4も狙えたろうに。
残念。