花園準決勝 雨 熱戦 というキーワード
私の記憶の中でタイトルの3つのワードで出てくるのは
雨ではなかったけれど、前日の雨で泥田のようなグラウンドでの花園。
組んでいたハーフが153センチながら高校ジャパンだった荻窪。
センター東田、FBが仲宗根(現サントリーの仲宗根の父)。
高田建造のサイドアタックを止め続けた久我山。
結果は3-3の引き分け。
抽選で久我山が決勝に進むのですが、
抽選直後、泥田の花園で呆然と立ち尽くす工大の田井キャプテンの横で泣き崩れる高田建造のアップ。
印象的でした。
この当時、同点の場合の抽選は、ノーサイド直後にグラウンドで行われていましたが、
この抽選がきっかけで、同点の場合は一呼吸おいた後、別室で抽選が行われるようになったという歴史的な一戦なのです。
なお、この時の大阪工大高は2年生10人という若い布陣。
(文中敬称略)