昨日のブログの続きですが

村上晃一が、BS朝日のテレビ番組「ラグビーウイークリー」で月曜日に

キレ気味に「もうメンバーを固める時期」なんですけどっていっていたの思い出した。

サンウルが取るべきなのは、同じ参加三年目のアルゼンチン・ジャガーズの手法だろう。

国代表でメンバーを固めてやりくりしている。

フランスのTOP14のイサとイモフが来シーズンジャガーズに参加するかどうか知らないが、

SRで期待ほど勝てないジャガーズでも、W杯になれば、ベスト4を目指してくる。

次のW杯は、メンバーを固定して4年間戦ってじっくり育て上げてきた国と

経済力にモノを言わせて場当たり的に補強を重ねてきて自国開催に備えた国の方法論の結果が

はっきりと出るだろう。

2023年のW杯では、ジャパンという実質パシフィックネーションズ代表チームがベスト8の壁を突破するかも。

いや、JAPANの前に立ちふさがるのは、香港代表というサモア、トンガ・フィジー連合かもしれぬ。

ラグビーの普及発展という意味では、属地主義憲法のようなもの。

自国代表が外国人ばかりになっても、それはそれでよかろう。


最近脳震盪で引退を余儀なくされる選手が増えてきている。

アメリカではNFLで引退した選手が40過ぎで、自殺するケースが幾度もあり、

それが若い頃からの度重なる脳震盪の影響であることが医学会で報告され、NFLも認めている。

練習での軽い衝撃でも、度重なれば脳に深刻なダメージを与え、やがて重篤な脳の病気を引き起こす。

自殺願望が強くなり鬱のような症状らしい。

ここで私は、ひょっとしたら彼がラグビーでは最初の犠牲者ではないかと思う選手がいる。

日本のチームにも所属したことがあり、自動車事故でなくなったあの選手。

日本にいるときもナイフの不法所持で逮捕されているが、彼がそうでないことを心から願っているし、

ただ勝つためのセクストン潰しのような戦法も行われるべきではない。