南半球はハーフ不足
NZ・RSA・AUSの3国はハーフ不足やなぁ。
NZはスタンド不足といわれているが深刻なのはハーフでしょ。
スミス・ペレナラ・カーバローのあとが現状見当たらない。
チーフスの不振はカーバローとクルーデンが抜けた穴が大きすぎるし、
RSAもいないし。
デュプレア・ピナールのあと、デクラークがいたけれど。
もっと深刻なのは、オーストラリア。
ここはスタンドオフもいない。
フォーリーが怪我したら6月のウインドウマンスにSOを務めるのは、リアリーファノか?
あるいは、ビールをスタンドにという苦肉の策しかあるまい。
まさか、デプレツェニはあるまいし。
そのときに昨日怪我したゲニアが治り切っていなかったら、フィップスだが、破廉恥事件を起こしたとあっては、代表として選ばれるか?
まぁ2023には出てくるだろうけど。
そういう意味では、2023に向けてフランスはいい準備ができている。
ハーフ団がしっかりしているし(デュポンはケガだけど)、センター陣も若くて。
案外、自国開催優勝かも。
そんなに辞めさせたいのか?
http://rugby-rp.com/column.asp?idx=113172&page=1&code_s=10061004
野村周平記者、今年の1月から東京本社スポーツ部に戻っていたのですね。
この記事で一番驚くのは、サッカーの日本代表選手が「考えて走ったことがなかった」と言ったことでしょう。
サッカーの日本代表はW杯に連続出場こそしていますが、ワールドランキングでは何位だったっけ?
レギュレーションが変わって、W杯はワールドランキング32位までの国にのみ出場を認めますというと
出られるのかなぁ。
まぁそれはさておき、JJ批判ですが、巧妙になってきましたね。
わたしは以前JJグループではダメだと書いたけれども、
松島を懲罰的に外した(怪我となってはいますし、事実は知らないけれど、そうであることを願って)
ことで見直しました。
チームを預かる首脳陣はこうでなくてはいけないと思う。
自分自身が目指すラグビーに不要な選手はどんな選手だろうが外せばいい。
結果が出ないときは自分自身が納得して責任を取れるように。
SRのクルセイダーズはブラッカダーという地元の英雄がヘッドコーチになり(サンウル戦では息子が出てました)ながら、
マコウ、カーターという不世出の選手を同時期に擁しながら優勝できなかった(その他のメンバーもほぼオールブラックス)。
JJもSRハイランダーズのヘッドコーチになり、ノヌーをはじめとする有名選手を擁したが、そのシーズンは、選手>コーチという逆転現象が起きて低迷。
翌年、オタゴ協会が経営破綻し、他のNZチームとは明らかに劣る選手層ながらもでSR優勝に導いた。
そういう手腕に日本協会は託したのでしょ。
(単年度赤字に落ち、ロビーディーンズを雇えなかったという裏事情があるか知りませんが)。
ならば、JJのW杯までは「まだ1年ある」に期待してもいいと思う。
問題はいかに負けるか、いかに感動を巻き起こして負けるかにあるわけで、
JJの好きなようにやらせてはどうか。
何しろ「まだ1年以上あるわけだし」。
2011年の祭りの後に「自戒を込めて」書いた記者がこのレベルでは、何も変わらない。
筑波対早稲田 筑波のナンバー8に注目
高校時代からこの選手は結構注目されており、
本職はセンターだが、体が強いのでナンバー8での出場もうなづける。
おそらく、FWは初めての経験だと思うが、オンデマンドで見られる方はご注目を。
彼こそが、「医学部医学科に在籍する大学生ラガー」の中で私イチオシの選手です。
全日本柔道選手権大会
鈴木桂樹が復活優勝した時も良かったが、
今年も良かったなぁ。
練習しすぎて心も体も壊れた選手の復活劇。
この大会で優勝しながらもオリンピックに選ばれなかった王子谷に意地も見事で、
試合終了してもなかなか立てなかったほど全力を出し切った末の反則負けは仕方ないし、今後の課題。
とにかく感動させてもらいました。
また去年あたりから穴井が解説してるが、
穴井の解説は素人にもわかりやすい。
素晴らしい全日本柔道選手権大会でした。
サッカーファンは幸せやなぁ
今スカパーで「スカサカ」というスカパー独自のサッカー番組を見ている。
出演者4人については全く知らないがどうやら一人は代表OBで後の3人はサッカージャーナリストのようだ。
サッカーもやはり「協会」と現場の乖離があり、反ハリルの一部選手の要望を「協会」が受け入れての解任だと解説されている。
さらには、ハリルホジッチ自身がそんなポストがあることさえ知らなかったことすら明らかにされている。
また、違う出演者は、この人をこのポストにすえるのはこういう理由があるからだと協会が発表しないとならない時代に来ているとも言っている。
翻ってラグビー。
選手たちは、やたら「文化・文化」と言っているが、私には正直「金よこせ・引退後の面倒みろ」と言っているようにしか聞こえない。
「文化」という耳に優しい言葉を使って、いいとこ取りしようとしか考えていないようにしか見えない。
神戸製鋼が連覇していたころの晩期には、平尾や大八木というところが中心になって「日本代表選手だった人間に対する協会のリスペクトが足りない」とわがままいい放題だった頃を見ているようだ。
日経の谷口記者の記事には、サンウルブズの練習を協会の「強化委員長」が見に来たことがないことも書かれている。
サンウルブズが今年いまだに勝利をあげられないことから、ジェイミージョセフ解任という声もあるようだ。
サッカーはW杯2ヶ月前の監督解任、ラグビーはW杯までまだ1年と少しある。
その時にこの「スカサカ」のような番組がJスポーツでできるか見ものだと思う。
サッカーもラグビーもまだまだ問題山積には違いない。
サンウルブズのNZ遠征は合格点
ゲーム内容も悪くはない。
相手がNZ勢でなければ、勝てたかもしれないとも思う。
ただ、弱者の兵法というのがなかったなぁ。
NZ勢に勝つには、地域なんて無視してとにかくボールを保持し続けることだ。
相手に攻める機会さえ与えなければ負けない。
なのに、中盤でキックを使いすぎた。
原因は、キープザボールを80分やり切る体力がないからだ。
ワールドカップで8強を目指すなら、そういう体力と知力をつけること。
あと、気になったのは、チームとしての一体感のなさ。
松島が抜けて、かなり一体感が出てはきた。
ただ、日本人の目から見て、まだチームがひとつになっていない。
ただ、あちらは銀河系軍団といわれる豪華布陣。
でもあのチームもリーグが始まって10節ぐらいまではまったく一体感がない。
メンバーはころころ変わるし、ナショナルチームのキャプテン経験者が多くいるにもかかわらず、
一体感がない。
だからコロコロ負ける。
ただ、この数週間のRCトゥーロンのまとまりはすごい。
まとまったら、やっぱりとんでもなく強い。
スーパーラグビーでも優勝できるぐらいの強さだ。
そこでサンウルブズに話を戻すと、まだまだまとまりがない。
わたしはいま、この2年間の海外ラグビーをブルーレイに焼いてゲーム内容を3段階で評価しているが、
チームのまとまりというのは、よくわかる。
まとまりというよりも、チームの熱量といいかえたほうがいいかもしれない。
たとえば、昨年のザ・ラグビーチャンピオンシップ。
南アはNZとの初戦、0-57という歴史的大敗を喫し、クッツエー解任の遠因とも。
南アのマルコム・マークスがNZ紙の評価で10点満点を取った(サッカーでの評価は有名で7点取れば大活躍といわれる評価法)ゲームだが、その南アの熱量は結果を知っていても画面から伝わってくる。
ああいうまとまりが見てみたい。
サンウルブズの1年目は負けても結構まとまりがあった。
だから1勝でも大満足だったのだ。
今年はまだ未勝利。
全敗でもいいから、1試合ぐらいは熱量のあるチームになってほしい。
勝てない理由はいろいろあるが、一番の理由は相手がそこそこ警戒していることだ。
同じ名前のチームでも、去年までは2本目でも勝てるやんと思われていたが、
今は1本半ではちょっとやばいでと思われていること。
要は相手のレベルと本気度があがったということ。
相手を本気にさせる時間帯を増やすことが来年のサンウルブズひいてはジャパンにつながる。
今年はGW明けの秩父宮でのREDS戦に勝てばそれでよし、まぁ仮に全敗でも
日本ラグビーのレベル低下とは思わないし、世界からもSRを舐めているとは言われないはずだ。
松島のあの発言がサンウルブズに良い効果をもたらしたのは間違いない。
そういう意味では松島は功労者だな。
ここまでほじくり返さなあかんか?
やったことは許されないし、教師がブラックな職場で精神的に追い詰められていることはわかるが、
こういう犯行は「癖」つまりは病気。
記事としては夕刊紙らしく面白おかしく読めるが、
おそらく余罪もあるのだろうが、
それを過去の投書まで引っ張り出して断罪するのはいかがなものか。